サル対策とは
サル対策の重要性と現状
サルの対策は、実行可能な計画に基づいて着実に進めることで、捕獲数と被害を相対的に減少させることができます。
慢性的に被害が発生している地域においても、計画的な対策を実施することで確実に被害軽減を図ることが可能です。
しかし近年、毎年2~2.5万頭のニホンザルが捕獲されているものの、その分布は依然として拡大傾向にあります。
さらに、生活環境被害(市街地への出没、器物破損、人身被害など)は増加傾向にあり、
多くの地域で対策が講じられているものの、解決のゴールが見えない状況に陥っています。
合同会社日本サル対策加速化事業所(サル対策所)の取り組み
サル対策所では、サルによる住宅地への出没、人身被害、慢性的な群れ出没、農作物被害など、
様々な軋轢を引き起こしている問題に対して、地域ごとに具体的なゴールを設定し、総合的な対策の実施を支援しています。
地域の実情やニホンザルの特性を踏まえ、的確かつ専門的な技術とサービスを提供することで、
地域の問題解決に寄与し、より良い環境の実現を目指して取り組んでいます。
また、全国に専門的なサル対策を実施できる人材を創出するため、人材育成にも注力していきます。
経営理念
フィロソフィー
基本理念
サルと人が棲み分けした日本へ
ビジョン
目指す世界観
サルの捕獲数を極限まで減らしつつ、サル被害に困らない日本を目指します。
ミッション
果たす役割
地域ごとに必要な専門的技術や必要な知識を提供することで、地域と共に問題解決を図ります。
バリューズ
大切にする価値観
方向性の決定
地域ごとに生息する群れ全体を保護・管理するための方針(地域実施計画など)作成は、不可欠であると考えます。
どのようにサルの群れを保護・管理していくべきかについて、地域ごとに具体的な保護管理方針を決定することを徹底的に追求し、
サポートしていきます。
社会への貢献
すべての企業活動を通じて、豊かな社会の実現と学術的な発展に貢献することを目指します。
地域の生物多様性を保全し、定量的なデータの蓄積を通じて学術的な発展を促進し、より良い未来を創造します。
個の尊重
サル対策は、一人や一つの企業だけでは対応が限られると認識しています。
地域に根付いた多くの人々や企業を尊重し、連携しながら全国のサル対策をより良い形で加速させていきます。
命の尊重
現代において、サルの分布拡大に伴い、被害対策として捕獲は不可欠だと考えます。
しかし、必要最小限の捕獲に留め、一つひとつの命を尊重し、軽んじる行動は決してありません。
捕獲された個体については、可能な限り保護管理管理に関する遺伝子解析や人獣共通感染症、頭骨などの形態学などの学術研究に活用することを推進します。
会社概要
社名 合同会社日本サル対策加速化事業所
略名 サル対策所
代表者 三木清雅
業務内容 (1) ニホンザル等の野生鳥獣に関する基礎調査・捕獲・コンサルタント
(2) 野生鳥獣に係る機材等の開発・学術研究
(3) 労働者派遣事業法に基づく労働者派遣
(4) 前各号に附帯関連する一切の事業
所在地 〒669-1323 兵庫県三田市あかしあ台五丁目3番1
設立 2025年4月25日
資本金 300万円
所属団体 一般社団法人日本霊長類学会(PSJ)
一般社団法人日本哺乳類学会(MSJ)ニホンザル保護管理検討作業部会員
登録 〇環境省 鳥獣プロデータバンク (鳥獣保護管理調査コーディネーター、鳥獣保護管理捕獲コーディネーター)
〇農林水産省 農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー